FC2ブログ

神経炎症 マイクログリアプライミング

3つの主要なグリア細胞は①アストロサイト ②オリゴデンドロサイト ③ミクログリア
ミクログリアには安静型M0と 
活性型ミクログリアM1(障害性) M2(保護性)がある

脳がダメージを受け神経炎症するとグリア細胞の活性化によるグリア炎症を起こし神経炎症下では神経伝達速度が低下しブレインフォグなどの症状が出始める

脳細胞は侵害受容器がないので神経炎症があっても痛みは感じなく頭痛は神経炎症の直接的な症状ではない
神経炎症の兆候は機能低下であり悪化して最終的にはてんかん発作となる

TBI(脳震盪)で神経炎症を起こす過程はTBI後ミクログリアは急激に活性化されサイトカインやケモカインを合成するとともに細胞肥大化や突起の脱分枝などの形態変化を示す
形態変化したミクログリアはプライミングされ二度と恒常性を取り戻す事は無い
活性化されたミクログリアはその機能をニューロンとシナプスの恒常性のサポートから脳の保護に関与する免疫細胞としての機能へシフトする

プライミングされたミクログリアは2回目の刺激に対して1回目よりも反応性が増加する
二次的被害に対する過剰な反応は増幅された長期の神経炎症を引き起こし認知及び行動過程に悪影響を及ぼす
TBI患者は鬱や神経病理のリスクが高まる
機能損失につながる脳への物理的 精神的負傷がマイクログリアプライミングになる原因でTBI 脳梗塞 感染 自己免疫疾患 PTSD 薬物中毒 アルコール中毒 老化などである
60歳以上ではTBIの他に老化やSBI無症候性脳梗塞(60歳以上の20%70歳以上は30~40%))も原因であることを覚えておく方がいい
SBIの兆候としてめまい 頭痛 記憶障害 四肢の筋力低下特に握力 目の霞み 振戦 バランス低下 協調運動障害 重度の疲労などがある
TBIなどのファーストヒットでマイクログリアプライミングが起こりセカンドヒットでサイトカインの放出やシナプス刈込の変化が起き精神疾患のリスクが増加する(精神病 鬱 不安障害)
鬱 長期間の集中力の低下 眠気 睡眠時間増加 無気力 疲労 モチベーションの喪失 食欲減退 倦怠感 運動意欲低下などの症状があればミクログリアプライミングの可能性が高い
せん妄 錯乱 時間や方角が分からない 痴ほう 人格・行動変容 昏睡 てんかん発作 発話困難 振戦 不随意痙攣 脳症があればミクログリアプライミングの可能性は非常に高い
TBIによる影響は5年後10年後に症状として現れることもあるので過去に脳震盪を起こしたことがあるのか問診が必要で特に意識や記憶の喪失を伴う脳震盪は神経炎症とミクログリアプライミングを悪化させる
ミクログリアプライミングの有無はセカンドヒットが生じた時大規模なリバウンド(全身の反応)が出るか否かが1つの目安
ストレスによる炎症性サイトカインの分泌がミクログリアを活性化させ神経炎症が起き海馬と偏桃体の体積が低下してうつ病が発症する(Behavioural Brain Research2017)
瞑想 ヨガ 太極拳 気功 心身医学などは炎症反応に関与する遺伝子の発現を逆転させる効果がありN-F-k経路を下方制御し炎症関連の病気のリスクを軽減する
また迷走神経刺激としてコールドシャワー水風呂 滝行のダイビング反射
激しいうがい 歌やハミングもいい
ナディショダナ・プラナヤマ 経皮迷走神経刺激(耳)TENSなども有効

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

世田谷区三軒茶屋のコダマカイロ

Author:世田谷区三軒茶屋のコダマカイロ
構造・食・精神のストレスを取り除き健康になる事のお手伝いをしている東京都世田谷区三軒茶屋で2000年開業のカイロプラクティック治療院
---------------------
カイロプラクティックは筋骨格系を調整して機能を治す事により背骨から出ている3つの神経すなわち、筋肉を動かす運動神経と痛みを伝える知覚神経と内臓などを動かしている自律神経の生理機能を改善させて脳からの神経の流れを本来の状態に戻し自然治癒力を高めるWHOが認めている医療です。

リンク
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
QRコード
QRコード
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最近のトラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
ブログ内検索